海外ロマンス小説読書レビュー: ロマンスよ永遠に 著)キャロル・モーティマー(2017.04発売) *ネタバレあり


ロマンスよ永遠に (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)
キャロル・モーティマー
ハーレクイン
2017-04-13


原題: 
著: Carole Mortimer
ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊


【あらすじ】
オペラを一人で鑑賞しているベス(ヒロイン)は、
後ろから声をかけてきた男性マーカス(ヒーロー)のおかげで、
感動が半減してしまった。なぜわたしに付きまとうの?
男性なんてもうこりごり。前夫と離婚したベスは、
傷心旅行でひとリイタリアに来ていた。
オペラを見るのは母親のすすめであったけれども。
ベスは、マーカスに最後まで付回され、
不快に思いつつも、どこか惹かれる思いがあった。


【感想とネタバレ】

面白かったです。
ベッドシーンはないけれども、
男女のキスだけで、ここまでロマンティックになれる、
というのがわかって、ほっとしました。
ホットな話題がすべてではない、ってことです。

男女の出会い→惹かれあう→別れ→ハッピーエンド
というのがハーレクインおなじみの展開ですが、
このおなじみの展開に加えて、ミステリアスな展開が気になりました。

物語中盤までは、
ヒーローがなぜヒロインについてまわるのか。
その理由がつかめませんでした。

ですが、ラストでその全貌がわかったときは、
おお、そういうことか。とちょっと驚きました。

ミステリアスな雰囲気を持ちつつ、
最後まで見逃せない展開で、一気読みしてしまいました、
他の本では途中で、休憩することが多いです。